石油発動機は、大正から昭和初期にかけて、日本の農業や林業で、動力機として多用された、懐かしいスタイルの、最初の4サイクルエンジンです。
人が、石油発動機のフライホイールを手で回して始動させ、マフラーの音を聞きながらベストな駆動状態になるよう調整し、クランクが動き、ピストンが動き『シュッボン、シュッボン』という音を出して動く様子は、どこかアナログ的で、人を惹きつけます。
また、石油発動機は、現代の自動車エンジンとほぼ同じ仕組みをもちながら、構造がシンプルで、容易に部品を交換したり、修理したりできるのが魅力で、ミニチュアの発動機模型づくりは、初心者の方でも、難易度別に、あらかじめ部品のそろった、組立キットからはじめることができ、出来上がったエンジンが初めてかかったときの感激は、自作の醍醐味です。
どうぞ、小林発動機模型工房のレトロなエンジンで、憧れの「 ものづくり」 を再び、心ゆくまで、お楽しみください。 |